2023年6月1日
マーシュの日めくりごよみ✾麦秋至(むぎのあきいたる)
皆さま、こんにちは。
マーシュ・フィールドです。
6月1日~6月5日は、暦の七十二候 第二十四候「麦秋至(むぎのあきいたる)」です。
麦の穂が黄金色に実る頃。この季節を表す言葉として、『麦秋(ばくしゅう)』というものがあります。麦の穂が実り、収穫期を迎える初夏の季語です。初夏は、麦にとって収穫の「秋」になる、ということですね。
フランスの画家 ジャン=フランソワ・ミレーの代表作に「落穂拾い」があります。この作品には、収穫が終わった後の畑で女性たちが麦の落穂を拾っている様子が描かれています。フランスには日本と同じく四季があり、ミレーが生まれ育ったノルマンディー地方は穏やかな海洋性気候で、麦の収穫は日本と同様、初夏である6月から始まるそうです。「落穂拾い」が描かれた1850年代の『麦秋』に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
【日めくりごよみ|6月1日~6月5日の花個紋】
6月1日 天南星の丸(てんなんしょうのまる)
6月2日 瓜の木枝丸(うりのきえだまる)
6月3日 向う吸葛(むこうすいかずら)
6月4日 月落ち空木(つきおちうつぎ)
6月5日 二つ咲き蛍袋(ふたつざきほたるぶくろ)
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※花個紋とは、四季折々の花を「紋」にあらわした366日のバースデーシンボルです。花の姿・性質・歴史を踏まえて「その日」を象徴する花が選ばれています。(366日の花個紋:https://www.hanakomon.jp/about/)
次回は、七十二候の第二十五候「螳螂生(かまきりしょうず)」の6月6日です。
楽しみにしていてくださいね。
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マーシュ・フィールドでした。
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