2022年4月1日

春のゆらぎ肌とは？肌タイプ別ゆらぎ診断

皆さま、こんにちは。

マーシュ・フィールドです。

桜前線が日本列島を北上し、長かった冬の空にも少しずつ春風を運んでくれていますね。

今日から4月。多くの企業では入社式が行われ、真新しいスーツに身を包んだ新入社員の笑顔とすれ違うたび、とてもフレッシュな気分になります。

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春本番を迎え、過ごしやすくなってきましたが、肌がちょっと不安定になっていませんか？いつもと同じスキンケアをしているのに、化粧ノリが悪かったり、肌荒れしたり。

4月の「Blog be by your side」は、そんな日ごとに変化するゆらぎ肌をテーマに、「気になる春のゆらぎ肌、正しく知ってコンディションアップ！」をお届けしたいと思います。

1週目はこちら

【春のゆらぎ肌とは？肌タイプ別ゆらぎ診断】

についてお話しします。

■春のゆらぎ肌とは？

ゆらぎ肌とは、季節の変わり目や環境の変化などによるストレスの影響で、肌が一時的に敏感な状態になることをいいます。

特にこの季節は、冬肌から夏肌へのシフトチェンジ期間。ライフスタイルが変化するタイミングでもあるため、春のゆらぎ肌は、もともとの肌タイプが敏感になった状態に春の肌ストレスが重なった状態といえます。

具体的にはどのような肌悩みがあるのでしょうか？肌タイプ別のゆらぎやすい肌悩みをチェックしましょう。

■肌タイプの特徴は？あなたの肌をセルフ診断

まず、肌タイプの特徴をおさらいです。

「皮脂と水分のバランス」、「主な肌トラブル」、「皮膚のキメ」から、セルフ診断してみましょう。

	皮脂と水分	主な肌トラブル	皮膚のキメ
普通肌	皮脂の分泌量と角層の水分量のバランスが整っている	かさつきやニキビなどの肌トラブルが少ない	キメがふっくらと整っている
乾燥肌	皮脂の分泌量と角層の水分量がどちらも少ない	かさついて荒れやすい	キメは細かいが、乱れやすい
脂性肌	皮脂の分泌量が多い	顔全体が脂っぽくテカり、ニキビができやすい、角質肥厚	キメが粗く、毛穴が目立つ
混合肌	Tゾーンは皮脂の分泌量が多い	Uゾーンはかさつきやすい	ゾーンによってキメの状態が異なる

皮膚のキメとは、皮膚表面の大小の細かい凹凸部分をいいます。膨らんだ皮丘（ひきゅう）とその間の溝の皮溝（ひこう）とで構成されていて、皮丘と皮溝が同じ幅でふっくらと綺麗に並んでいる状態を「キメが整っている」、といいます。

ご自身の肌タイプをご存じの方は多いと思いますが、春のゆらぎ肌は、一時的に敏感な状態にかたむいてしまうことがあるため、肌タイプがいつもと少し違っているかもしれません。

■肌タイプ別　ゆらぎやすい肌悩みと対策は？

今の肌タイプを正しく理解すると、このゆらぎやすい時期でも肌のコンディションアップにつなげることができます。肌タイプによって、ゆらぎやすい肌悩みがありますので、チェックしてみましょう。

【普通肌】

普通肌のスキンケアは、基本的なお手入れを欠かさず、肌の状態に応じてスキンケアを変えるとよいでしょう。ゆらぎやすいのは「皮脂の分泌量と角層の水分量のバランス」。いつもの肌ツヤの状態と比較して、つっぱり感や小ジワが気になったら、その部分にのみ保湿ケアをプラスしましょう。ベースメイクでは、使用感がややさっぱりしたアイテムを選びましょう。

【乾燥肌】

乾燥肌のスキンケアは、洗顔料を洗浄力のマイルドなものを選び、肌のうるおいを取りすぎないようにしましょう。洗顔方法はこちらでご紹介しています。ゆらぎやすいのは「ベースメイク」。いつもよりかさついてベースメイクがのらず、伸びが悪いと感じたら、化粧水や保湿クリームの重ねづけをして、念入りな保湿ケアをしましょう。保湿クリームを塗布した後のハンドプレスもおすすめです。

【脂性肌】

脂性肌のスキンケアは、皮脂の分泌量が多い部分のゴワついた角質や毛穴の汚れを取り除いて、肌を清潔に保ちましょう。ゆらぎやすいのは「角層の水分量」。角質や毛穴のケアの後は、化粧水でしっかり水分を補給し、乳液やクリームで保湿をしましょう。テカリを気にして保湿をしないと、うるおいを閉じ込めておけないので、かえって皮脂の分泌が促されてしまいます。ベースメイクは、重ねすぎに注意です。皮脂の分泌量が多い部分は、大きめのスポンジでパッティングしてファンデーションをフィットさせましょう。

【混合肌】

混合肌のスキンケアは、かさつきやすい部位には保湿をプラスし、皮脂の分泌量が多い部位には少量に控えるなどして、肌のコンディションに合わせて調節しましょう。ゆらぎやすいのは「肌荒れ」。部位よってトラブルが異なるので、ニキビと乾燥による肌荒れが同時に起きたりします。皮脂コントロールに注力しがちですが、部位の状態に応じて化粧水を使い分けたり、肌への負担が少ない成分の商品を選んだりして、肌荒れ防止を心がけましょう。ベースメイクでも、部位によって仕上げのフェイスパウダーの量を調節しましょう。

春の肌タイプ別のゆらぎ診断はいかがでしたか？

これから気温も湿度も徐々に上がり、肌のコンディションも変わっていきます。ご自身の肌のゆらぎ方を知ると、季節に合わせたケアもわかりやすくなりますので、肌のコンディションが気になったら、ゆらぎ診断をしてみてくださいね。