2022年12月28日
マーシュの新商品開発ものがたり~ファンデケース&パウダーレフィル開発担当者インタビュー
皆さま、こんにちは。
マーシュ・フィールドです。
年の瀬も迫り、日々の慌ただしさも増してきて、お正月を迎える準備も本格的になってきました。12月に入ると、この「年の瀬」という言葉が頻繁に使われます。「瀬」は、浅瀬のように川の流れや海流の速い様を指す言葉で、年の瀬とは、「年の流れのはやいところ」ということだそうです。
お正月という節目を迎えるにあたり、一年の締めくくりに人々が東奔西走する様子を水の流れに例える、日本語の妙のひとつですね。
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12月の「Blog be by Your Side」。
今月は、「新商品ってどんな風に生まれるの?新商品開発の裏側に迫ってみた」をテーマにお届けしています。
最終回はこちら
【マーシュの新商品開発ものがたり~ファンデケース&パウダーレフィル開発担当者インタビュー】
についてお話ししたいと思います。
■SC クリームファンデS ケースNとは
「SC クリームファンデS ケースN」は、 SC クリームファンデS(レフィル)をセットする専用のケースです。レフィルに付属されているスパチュラも収納できる容器にリニューアルいたしました。
■【レフィル】マーシュフィールド SC モイストパウダーPとは
■【レフィル】マーシュフィールド SC ラグジュアリーパウダーPとは
「【レフィル】マーシュフィールド SC モイストパウダーP」「【レフィル】マーシュフィールド SC ラグジュアリーパウダーP」は、 「SC モイストパウダーP」「SC ラグジュアリーパウダーP」のレフィルタイプです。マーシュ・フィールドのファンデーションとの相性がよく、テカリやヨレを防ぐルースパウダーの人気シリーズに詰め替え用が新発売しました。
■担当者しかわからない?商品のトリビア的こだわり



商品リニューアル・商品化に携わったスタッフに『こだわりのポイント』を聞いてみました。それぞれの担当者のどんな想いが形になったのでしょうか。
■開発担当 N:SC クリームファンデS ケースN
今回のリニューアルで、レフィルに付属されているスパチュラも収納できるようになりました。スパチュラを納める、取り出す際に、レフィルに指がつかないよう、縁に傾斜をつけた溝を作って工夫しています。
■開発担当 N: SC モイストパウダーP(レフィル)/SC ラグジュアリーパウダーP(レフィル)
本体容器をレフィルに対応するため、「シフター」という内蓋に「つまみ(掴む部分)」を付けました。普通ならそれだけでもよいかもしれませんが、パウダーの詰替え時に、粉が噴きこぼれない様に、シフターのサイドから空気が逃げるような設計にしております。小さなこだわりになりますが、お客様に心地よく商品を使っていただきたい、という気持ちが込められています。
■聞いて、聞いて!こんなことやあんなことがあった!苦労話

それぞれが商品化されるまでには、どんな苦労があったのでしょうか。ほんの少しだけ裏話もご紹介します。
<SC クリームファンデS ケースN>
■開発担当 N
リニューアル前のケースは、厚みが薄いのでかさばらず、持ち運びに重宝されていました。今回、お客様からの声に応えるため、スパチュラが収納でき、かつ厚みは薄く保つよう、一から業者様と容器の設計にあたりました。マーシュ・フィールドの基幹商品でもあるのでスピード勝負でした。
■メイクアップアドバイザー M
ケース→ケースNへ。
スパチュラが迷子になる、衛生面が気になる、といったところから、スパチュラの良い収納方法はないか。スパチュラとケースが一緒に収納できるケース(袋)の案もあったが、ケースに内蔵できる方が良いし、持ち歩きしやすい薄さを好んでくださっている方も多い。そのため、なるべく厚みが出ず、スパチュラが取り出しやすい形状を、と様々な点にこだわって生まれ変わったのがケースN。クリームファンデSご愛用の皆さまに気に入っていただけたら嬉しいです。
■メイクアップアドバイザー S
リニューアル前のケースは2020年春に発売したばかりでしたが、多くのお客様より「スパチュラ収納」のご要望を頂いておりましたので、上長に報告したところすぐに開発に取り掛かってもらえました。スピード感を持って進めなければならなかったのは大変でしたが、ご要望をお寄せくださったお客様に、一日も早くお届けしたい、という思いでした。
<SC モイストパウダーP(レフィル)/SC ラグジュアリーパウダーP(レフィル)>
■開発担当 N
ルースパウダーのレフィル開発は、弊社では初めてとなります。レフィルは袋タイプになるので、まず充填ができる機械を所有し、さらに弊社が希望する袋のサイズに対応できる業者様を探すこと。業者様が見つかった後は、充填し袋を閉じる際にパウダーが付着しない様に調整することがとても大変でした。
■語り出したら止まらない、商品への愛
そうして、やっと完成したニューアイテム。スタッフのどんな愛が込められているか、おすすめポイントを聞いてみました。
<SC クリームファンデS ケースN>
■開発担当 N
ケースが薄いと、強度で問題が生じる恐れがあるため、容器の原料から成型にまで意識し開発を進めました。試作品ができた後は、強度テストを繰り返し満足のいく商品に仕上がりました。
■メイクアップアドバイザー M
サイズはコンパクトで、持ち歩きのポーチの中でもかさばらず、鏡がついているのでさっと確認することもできます。
■メイクアップアドバイザー S
スパチュラが大きくなったので、スパチュラの上でSC クリームファンデSを練ることができるのと、鏡付きなのでお出かけ先でのメイク直しがしやすくなりました。カバーをアップさせたい部分に、SC クリームファンデSをスリーウェイファンデブラシでトントン重ねています。(インスタ投稿時はスリーウェイファンデブラシ発売前のため画像のブラシは代替品です。)
<SC モイストパウダーP(レフィル)/SC ラグジュアリーパウダーP(レフィル)>
■開発担当 N
以前よりパウダー本体のリピーター様から、使い終わった容器を捨てるのがもったいないし環境にも良くないと多くのお声をいただいておりました。お客様の声を聞き、レフィル化を検討して参りましたが、弊社では過去に、ルースパウダーのレフィル化の前例がなく、開発までに多くの問題を抱えていました。諦めずに粘り強く取り組み、ようやくレフィル化の発売に至りました。
■メイクアップアドバイザー M
以前からお客様より、ルースパウダーの詰め替えはないのか、容器を都度捨てて新しいのを使用するのはもったいない、とのお声をいただいていたので、時代にも合ったお客様のご要望にもお応えできる商品を提供できるようになったかと思います。

イトーヨーカドー木場店にて2023年1月9日(月・祝)から1月15日(日)までの期間限定でPOP-UPショップをオープン!POP-UPでは、新商品「マーシュフィールド スリーウェイファンデブラシ」をはじめ、全ての商品をお試し&ご購入いただけます。初日には「愛内里菜ミニライブ&メイクアップショー」を開催します♪
今回は、2022年最後のブログとなりました。
1年間ご購読いただき、誠にありがとうございました。
2年目の2023年は、
新企画【季節と共に、いまを生きるあなたへ。マーシュの日めくりごよみ】
がスタートします。
色や花で季節を感じながら、いまを大切に、健やかに過ごしてほしいという願いを込め、日めくりカレンダーをめくるように、マーシュのInstagramで毎日メッセージを配信します。
ブログでも、暦の七十二候に合わせて、季節の言葉をお届けしますので、楽しみにしていてくださいね。
ブログの公開は、公式Facebook、公式Twitter、LINE公式アカウントにてお知らせします。
ぜひチェックしてください!
今年も1年、マーシュ・フィールドをご愛顧いただきありがとうございました。
来年も「あなたのそばに寄り添うコスメ」そして、『あなたのそばに寄り添うブログ(Blog be by Your Side)』として、マーシュ・フィールドのメイクアップアドバイザーからメッセージをお届けしたいと思います。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
マーシュ・フィールドでした。
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