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2022年5月12日

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日焼けの原因「紫外線」って、いったい何者?日焼けのメカニズムを知ろう

皆さま、こんにちは。

マーシュ・フィールドです。

ゴールデンウィークが明け、名残惜しくも日常が戻ってまいりました。この休日は、皆さまに笑顔と活力を与えてくれましたか?

5月5日に「立夏」を迎え、これから少しずつ夏の気配が感じられるようになります。日が伸びて日中の活動時間が増えますので、体調の変化には注意して過ごしましょう。


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若葉の香りが漂い、気温も湿度も心地よく、過ごしやすい5月ですが、紫外線の強さが増す時季でもあります。

天気予報でも出始めた「紫外線情報」ですが、なぜ今から紫外線に注意しなければならないのでしょうか?

そこで、5月の「Blog be by your side」は、この時季の紫外線と日焼けをテーマに、「初夏の日焼け防止が大切な理由」をお届けしたいと思います。

1週目はこちら

【日焼けの原因「紫外線」って、いったい何者?日焼けのメカニズムを知ろう】

についてお話しします。


■紫外線のうそ・ほんと

紫外線の強さは、時刻や季節、さらに天候、オゾン量によって大きく変わります。その紫外線の強さに時間をかけたものが紫外線量です。紫外線が弱くても、長時間浴びると肌に届く紫外線量は多くなるということになりますね。そして、紫外線にさらされること、紫外線を浴びることを、「紫外線ばく露」といいます。

さて、紫外線を浴びると日焼けして肌に影響が出るということはおわかりかと思いますが、そもそも紫外線のことを正しく知っていますか?

そこで、紫外線と日焼けについて、誤解しやすい「紫外線のうそ・ほんと」をご紹介したいと思います。

【1】曇った日には日焼け(サンバーン、サンタン)をしない。

これは、うそ。薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します。

【2】水の中では日焼け(サンバーン、サンタン)をしない。

これも、うそ。水はわずかな紫外線しか防いでくれません(水深50cmで地表面の40%)。また、水面の反射は紫外線のばく露量を増加させます。

【3】日光浴の途中で定期的に休憩をとると、日焼け(サンバーン、サンタン)を起こさない。

これも、うそです。紫外線ばく露は一日をとおして蓄積されていきます。

【4】太陽の光に暑さを感じない時には、日焼け(サンバーン、サンタン)を起こさない。

これも、うそです。日焼け(サンバーン)は私たちが感じることのできない紫外線によるもの。暑さを感じるのは赤外線によるもので、紫外線ではないのです。

【5】日焼け止めを塗っていれば、非常に長い時間日光を浴びても大丈夫である。

これも、うそです。日焼け止めは、太陽に長時間あたるために使用するのではなく、紫外線を浴びることが避けられないときに防止効果を高めるものです。紫外線防御は適切な使用によって決まります。


“日焼けの種類”

サンバーン(sunburn)とサンタン(suntan)は、日本語ではどちらも「日焼け」と呼ばれていますが、サンバーンは紫外線にあたると数時間後から現れる赤くなる日焼けのことで、サンタンは赤い日焼けが消失した数日後に現れ、数週間から数ヵ月続く肌が黒っぽくなる日焼けのことです。


出典:環境省ホームページ「紫外線環境保健マニュアル2020(環境省)」をもとに作成

   (https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf


少し誤解していたことはありませんでしたか?まずは紫外線を正しく知ってから、肌への影響を理解しましょう。


■紫外線による肌への影響とは?

皮膚には紫外線から身を守る仕組みが備わっています。最も強力な光線防御は皮膚にある色素細胞が作るメラニン色素です。メラニンは、太陽光のなかにある有害な紫外線を吸収したり散乱させたりして、皮膚への害をくいとめようとしています。

紫外線による肌への影響は、太陽にあたってすぐにみられるものと、長年にわたってあたり続けて現れるものがあります。


【1】太陽にあたってすぐにみられるもの(急性傷害)

紫外線を浴びると、皮膚に炎症が起こり、真っ赤で痛い日焼け(サンバーン)と、その後に続く黒っぽくなる日焼け(サンタン)が現れます。

サンバーンは、日光にあたって数時間後から赤くひりひりとした炎症が起こり、8時間から 24時間でピークとなり、2、3日で消えます。あたりすぎたときは、水ぶくれとなって皮がむけることも。

サンタンは、日光にあたって数日してから肌が黒っぽくなり、数週間から数ヵ月続きます。紫外線で色素細胞が刺激され、メラニンをたくさん作るために起こるものです。

【2】長年にわたってあたり続けて現れるもの(慢性傷害)

長年日光を浴び続けていると、肌のシミやしわが現れてきます。お年寄りの顔や手の甲に見られるこれらの変化は、一般に加齢による老化と思われがちですが、実は加齢に加えて、紫外線による慢性傷害によって生じる光老化の結果でもあります。光老化は加齢による自然の老化とは異なり、適切な紫外線対策により防ぐことができます。


出典:環境省ホームページ「紫外線環境保健マニュアル2020(環境省)」をもとに作成

   (https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf



■紫外線のからだへの影響度合いに関する指標「UVインデックス」で紫外線対策!

UVインデックスとは、日常生活で使いやすい数値(影響度合いの一つの目安)とするため、地上に達する紫外線の波長毎の強さと、からだへの影響度をかけ合わせた数値を、使いやすく指標化したものです。

UVインデックスで表される紫外線の強さは、次のように分類されています。

気象庁のデータをもとに、札幌、つくば、那覇の月別、時刻別のUVインデックス最大値を示したものがあります。目安の強さが「8 ~ 10:非常に強い」になるのは、つくばでは【5月】、比較的UVインデックスが低い札幌でも【6月】だということがわかりますね。


出典:環境省ホームページ「紫外線環境保健マニュアル2020(環境省)」をもとに作成

   (https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf


初夏の紫外線対策が大切な理由はわかりましたか?

紫外線情報は、毎日の天気予報で知らせてくれていますので、チェックしてみましょう。


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次回のブログ更新は、5月19日(木)です。

「初夏の日焼け防止が大切な理由」をテーマにした5月2回目の内容は、

【それが知りたかった!初夏の日焼け防止ガイド】

楽しみにしていてくださいね。

暦の七十二候では、来週あたりを「竹笋生(たけのこしょうず)」といって、たけのこが土から顔を出す季節とされています。スーパーでたけのこを見かけたら、初夏の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

マーシュ・フィールドでした。

いつもありがとうございます。


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